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ヒロローグ

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マイクロマネジメント/部下の心が折れ組織がダメになる理由

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マネジメントは多種多様

部下を育てる上でマネージメントってとっても大事ですよね。

極論を言えば売上を上げることよりも重要だと言える。

理由はとてもシンプルで、1人では到底不可能な売上目標でもチームで一丸となって目指せば、1人では不可能な予算を達成可能に導けるはずだ。

 

つまり、売上をガンガン上げていく為のマネージャーの仕事としては、一緒に働いている仲間のモチベーションを最高の状態に維持することが求められる。

最終的な目標=予算達成とするならば、

直近の目標=部下のモチベーション管理といえる

 

もちろん上の人間になればなるほど扱う金額も跳ね上がり、個人に降りかかってくる責任も比例して重くなってくる。

そうなってくるとリスクヘッジを行いすぎる余り、過度に部下に干渉し、どんなに細かい事でも気になってしまい、マネージャーであるにも関わらず組織の中で一番下(新入社員)の人間にまで直接口を出すようになる。

 

こういった具合に全てを把握して全てをコントロールしないと気が済まないマネジメント。

マネージャーとして陥りがちなのがマイクロマネジメントだ。

マネジメントを経験したことある人から見るとマイクロマネジメントに陥ってしまう理由も理解できる。

 

しかし、マネジメント方法を間違えてしまうと、直近の目標はおろか、最終的な目標も達成出来ないという事になりかねない。

さらに深刻化すると社員が次々とマイクロマネジメントに着いて行けなくなり、最悪のケースとして共に働いている仲間を失う事にもつながっていく。

マイクロマネジメントとは?

マイクロマネジメントとは、管理者である上司が部下の業務に強い監督・干渉を行うことで、一般には否定的な意味で用いられる。マイクロマネジメントを行う管理者は、業務のあらゆる手順を監督し、意志決定の一切を部下に任せない。部下の立場から見れば、上司がマイクロマネジメントを行っていると感じられることは多いが、上司がそのことを自覚することは稀であるとされる。極端な場合は、職場いじめや独善性など、病理的な現象としてとらえられる。WIKIペディア-マイクロマネジメント

 

もし、あなたがこのチェック項目に複数該当するのであれば危険信号かもしれない。

  1. 全てを把握していたい
  2. あらゆるリスクを消しておきたい
  3. OJTがあるにも関わらず直接口を出す
  4. どんなに細かい事でも報告してほしい
  5. 部下のどんな小さなミスでも追求する

大きく分けるとこの5つに分類される。

では、なぜこの項目が当てはまると良くないのかを順に掘り下げていこう。

全てを把握していたい

マネージャーなんだから当然だ!と言われればそうだろう。

しかし、本当にそうだろうか?

あなたは任されているお店のマネージャーなだけであって、あなたのお店ではない。

会社に属している以上はあなただけではなくチームで働いているはずだ。

そして、組織というのはマネージャーをトップとして大抵はピラミッド式になっている。

 

マネージャー

チーフ

中堅社員

新入社員

 

といった具合に階層に分かれている。

ちゃんと出来上がっている組織であればマネージャーまで話が届くのはある程度、本当に必要な情報になっている。

新入社員で解決できない事は中堅社員が解決、中堅社員で解決できない事はチーフが解決。といったところだ。

 

なので、最終的にマネージャーの耳に届くのは、その問題事項の結果、もしくはチーフでも解決できなかった問題になってくる。

それなのにも関わらず、最初からリスクを恐れる余り、中堅社員を飛ばして新入社員へ。

チーフを飛ばして中堅社員へと直接的に口を出してしまうマネージャーが危険信号1つ目だ。

ピラミッドが崩れる可能性が高まる。

あらゆるリスクを消しておきたい

最終的に責任を取るのはマネージャーになるので、この気持ちもすごく良くわかる。

ここで勘違いして欲しくないのは、リスクを消すことが問題ではなくリスクを消す方法に問題がある場合が多い。

簡潔に言うと部下を信頼できなくなってしまうのだ。

 

部下を心から信頼していないので、何か問題が起こると自分が何とかしないといけないと思い込むようになる。

ピラミッドでいうところのマネージャーの出番はチーフが解決出来なかった問題だけで良いはずだ。

しかし、どの階層の問題であれ、チーフには任せておけない、中堅社員には任せておけない。

と、自らが主導となって問題解決してしまう。

こうなってしまうと危険信号2つ目だ。

OJTがあるにも関わらず直接口を出す

なにか問題が起きた訳でもないのに、やたらと口を挟む。

これも部下を信用していない、強いて言えば自分以外を信用していない為、部下に全てを任せるのが不安なのだ。

 

マイクマネジメントをしてしまう人間は総じて不安症の人間が多い。

不安症が行き過ぎたが故に全てを把握、理解していないと気が済まないのだ。

なので細かいチーフや中堅社員の仕事であるマネジメントにまで口を出してしまう。

自分の目で確認しなければ納得できないのだ。

 

もしあなたが新入社員の事で気になることがあり、何でもかんでも直接指導している様なら危険信号3つ目だ。

どんなに細かい事でも報告してほしい

とにかく何でも自分で知っておかないと不安で仕方がなくなる。

常に目を光らせ、何か起こっていないか、真面目に働いているのか、いわば監視と言ってもいいかもしれない。

 

進捗状況など逐一聞いてくる、求める様になり、部下は何かするたびに報告をしないといけなくなるので余計なタスクが増え、時間効率がグッと下がる。

しかし、マイクマネジメントをしている本人はもはやリスクを恐れる余り、問題があるかないか、何事もなく仕事を終えられるかどうかに固執してしまっている為、時間効率、生産性よりもリスクがあるかないかが問題になっている場合が多い。

必要以上に報告を求める様になってしまっているのであれば危険信号4つ目だ。

部下のどんな小さなミスでも追求する

追求する事自体は悪い事ではない。

問題なのは階層をすっ飛ばして、本来マネージャー自らが叱責する必要のないところまで口を挟む。

ここは僕の経験談だが以前勤めていた会社で上司がマイクロマネジメントだった時があった。

マイクロマネジメントという言葉を知ったのもこの時だ。

 

特徴として、事の大小関わらず誰かがミスをした場合にマネージャー自らがみんなの前で叱責する。

チーフであろうが中堅社員だろうが新入社員だろうが。

新入社員のミスならば中堅社員が叱責し、中堅社員のミスならばチーフが叱責する。

これが正しい組織図ではないだろうか。

 

なんでもマネージャーが口を出していてはワンマン社長と何ら変わりがない。

ワンマンが全からず悪とは思わないが少なくともこのマネージャーに着いて行きたい、頑張ろうとは到底思えないだろう。

チーフ、中堅の顔、プライドを潰しているという事をまるで考えていない。

こうなってしまっていたら5つ目の危険信号だ。

部下のモチベーションが上がらなくなる

新入社員からすれば、マネージャー自ら直接指導をいただけている、と解釈できるかもしれない。

しかし、チーフ、中堅の立場からすれば本来自分の仕事である部下の教育も、自分を飛ばして直接その部下へマネージャーから指導がいく為、自分にはマネジメントの力がないと錯覚する。

 

それだけでなく、チーフ以下のマネジメントを学ぶという機会まで奪われる。

チーフ以下は居ても居なくても同じだという感覚に陥ってしまう。

また、細かい報告を求められる為、仕事の効率は落ち、部下のモチベーションは落ちていく一方なのが手に取るよう様にわかる。

事実、そうであった。

職場崩壊の可能性

大袈裟かも知れないがマイクロマネジメントが原因で職場の主要メンバーが次々と退職していった場合に最悪のケースも考えられる。

 

マイクロマネジメントされるのが好きという奇特な方も中にはいるのでそういった方は逆に働きやすいかもしれないが、基本的には余り受け入れられない。

それだけでなく毎日毎日、監視され続け、部下の前で叱責を受けることにより、

マイクロマネジメントが原因で深刻な鬱に発展するケースもある。

対処法

少なからず自分に当てはまる、もしくは職場にマイクマネジメントの上司がいるという場合の対処法をそれぞれ書いておこう。

自分がそうかも…

マイクロマネジメントを行っている当の本人は自分がマイクロマネジメントを行っているとは大抵気付いていない。

ここまで読んで下さっていて、当てはまるポイントがあった場合は、まずは部下を信用するというところから始めてみてはいかがだろうか?

 

直接口を出したい時もその対象が中堅社員であればチーフに言ってもらうなど順序を守る事が

部下の成長にも繋がる。

部下に任せる事が出来るところは思い切って任せてしまおう。

まだ起きてもいないリスクを恐れる余り1人1人を監視ししてしまうのは双方にとってプラスにはならない。

 

思い当たる節があるのであれば、まずはどういった行動、言動がマイクロマネジメントなのかという事、自己流で駆け抜けるのではなく、正しいマネジメント方法というのを理解する事が早期解決に繋がる。

上司がマイクロマネジメントの場合

とにかく上司は不安で仕方がないという事を理解しよう。

これはあくまで僕の経験談だが、できる限り上司の不安を取り除く事が働きやすい環境に一歩近づくための絶対条件だ。

具体的にはホウレンソウの徹底。

ここまでしたくないと思うかも知れないが結果的には我慢し続けるよりはあなたの健康には良いはずだ。

  • 今日は何をするのか具体的に伝える
  • ちょっとした事でも聞かれる前に報告する
  • なにかをする前にはどんな事でも必ず相談
  • なにかミスをした場合解決案をもって相談
  • 1日の終わりに結果を報告する

行き過ぎた部分もあるかとは思うが、要は上司の不安要素を消してあげる事が重要なので、最初は「なんでこんなに細かく報告せんとあかんねんハゲ。」と思うかも知れないが、ここは大人になり、何より自分自身が働きやすい環境を作る為だと思って実践してほしい。

 

少なからず僕は完璧にストレスが消える事はなかったが、ネチネチ細かい事を言われる事は格段に減った。

なにより、このマイクロマネジメントをする上司は、信用さえ得てしまえばなんて事はない。

上司は会社からのプレッシャー、責任によるプレッシャーからくる不安に押し潰されまいと本能的に行ってしまっているは自己防衛の様なものなのだ。

最後に

マネジメント方法は人それぞれ違い、数々の書籍化もされている。

それだけ多種多様なマネジメント方法がある訳だが、

組織によってこれが正解、これが不正解というのはない。

 

組織、人が変わればマネジメント方法も変わってくる。

その時にできる、考え得る最高のマネジメントが必要となる。

目標予算を達成に導くというのがマネージャーの仕事ではあるが、その前の目標予算を達成するのに必要不可欠な仲間の事を考えなければならない。

 

ただ予算という数字を手段を無視して追っていくのではなく、チーム一丸となって目標へ向かっている。

1人1人が同じ方向を向いて進んでいる。

こういったチームを作り上げていけば自ずと部下から慕われ、部下のモチベーションも上がり、全員が成長できるチームになるのではないだろうか。

 

 

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